現場仕事で認められるまで|口が悪い世界で、2、3年「出来損ない」だった僕の話

現場系の仕事に入って、「口が悪い」「怒鳴られる」「自分だけ浮いとる」——そうやって心が折れかけとる人へ。先に言うとく。僕も、最初の2、3年は「出来損ない」やった。それでも続けたら、ちゃんと認められるようになった。製造・港湾と現場を渡り歩いた僕の、正直な話よ。

正直に言う。現場系は、口が悪い

きれいごとは書かん。現場系の仕事は、正直、口が悪いところが多い。言い方がキツい、ぶっきらぼう、最初は「なんでこんな言われ方せにゃいけんの」と思うことも、正直あった。

これで心が折れて辞める人も多いと思う。気持ちは分かる。でも——ちょっとだけ、僕の話を聞いてほしい。

僕は、最初の2、3年「出来損ない」やった

かっこつけずに言う。現場に入って最初の2、3年、僕は「出来損ない」やった。覚えるのも遅いし、要領も悪い。周りからの当たりも、決して優しいもんやなかった。

この時期が、いちばんしんどい。「自分には向いてないんやないか」「辞めたほうがええんやないか」と、何回も思った。たぶん、今これを読んどる人と同じ気持ちよ。

それでも続けたら、当たりが変わってきた

ほいじゃが、歯を食いしばって続けとったら——だんだん、認められていった。

仕事を覚えて、ちゃんとこなせるようになると、周りの当たりが変わってくる。口の悪さの奥にあったのが、実は「使えるようになってほしい」やったんやな、と後から分かることもあった。続けて、できるようになった人間は、ちゃんと認める——それが現場の文化でもあるんよ。

体力も、続けとればついてくる

「体力に自信がない」も、よう聞く不安。これも正直に答える。体力は、続けとるうちについてくる。最初からムキムキである必要はない。最初しんどくても、やっとるうちに体が慣れていく。これは僕が、いくつもの現場で実感したことよ。

現場で大事なんは「声」。小さい声は、無いのと同じ

もうひとつ、これから現場に行く人に絶対伝えたいことがある。現場では「声」がめちゃくちゃ大事っちゅうこと。

なんでかっていうと——現場は、一歩間違えたら死ぬ仕事やけんよ。重たいもんを吊ったり動かしたりする横で、声の確認をサボったら、ほんまに事故る。やけん、しつこいくらい声を掛け合う。「確認いいですかー」「大丈夫ですー」、「吊り下げるぞー」「ええよー」——こうやって、ひとつひとつ声で確かめながら進めるんよ。

やけん、これから現場に行く人に言いたい。とにかく声を出せ。恥ずかしがって小さい声でボソボソやっとると、現場では命取りになる。小さい声は聞こえにくい。聞こえん声は、言うとらんのと同じ。ここだけは、最初から意識しといたほうがええ。

それに——ちゃんと声を出す人は、それだけで信頼される。「こいつは安全に気を配れるやつや」と見てもらえる。逆に声が小さいと「何しよるか分からん」で浮いてしまう。声を出すことは、安全のためでもあり、現場で認められる近道でもあるんよ。

分かれ目は「最初のしんどい時期を越えられるか」

結局のところ——現場で続くか続かんかの分かれ目は、この「最初の2、3年のしんどい時期」を越えられるかどうかに尽きると思う。

口が悪いのも、出来損ない扱いも、最初の通過儀礼みたいなもん。そこを越えたら、景色が変わる。だから、今しんどい人に言いたい。もう少しだけ、踏ん張ってみてほしい。越えた先に、ちゃんと認められる自分がおるけん。

よくある質問

現場系は、やっぱり口が悪い?
正直、口が悪いとこは多い。最初はキツい。ただ悪意というより文化的な面もあって、続けて認められると当たりは変わっていく。
認められるまで、どれくらいかかる?
僕は最初の2、3年は「出来損ない」やった。そこから少しずつ認められた。時間はかかるけど、続けることが一番効いた。
体力に自信がなくても続けられる?
体力は続けとるうちについてくる。最初からムキムキである必要はない。最初のしんどい時期を越えられるかが分かれ目。
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この記事を書いた人 IT・営業・製造・整備・港湾と、いくつもの仕事を渡り歩いてきました。今も港湾で働きながら、体を動かせて人間関係に無理のない現場はないか探しとります。きれいな成功談やなく、自分が体験したことだけを、正直に書いとります。詳しくは運営者情報へ。